家具から始まる家づくり – ZUIUN

対話から導かれる心身のフィット感

高級な素材や最新の設備を備えることは、費用があれば実現できるだろう。いわゆる豪邸といわれる住まいが、必ずしも難しい家づくりになるとは限らない。むしろ、どんな規模やグレードでも、住む人にピッタリとフィットした家づくりこそ難易度が高く、また贅沢なのではないだろうか。

身体のサイズに合わせて服を選ぶように、暮らしに合わせて住まいを建てるのは当然。それには、ライフスタイルや趣味、センスや世界観など、住む人を熟知することが欠かせない。もしもオーダーメイドの住まいに、物質的な豊かさを超えた心の満足感や身体のフィット感を抱くとしたら、そういうプロセスに十分な時間と労力を費やしているからだろう。

石川県で設計事務所としてスタートし、個性的なインテリアショップとしてもブランドロイヤリティを確立してきたZUIUN（ズイウン）。徹底して施主とのヒヤリングを重ね、対話しながら潜在的なニーズを引き出していくのが同社のスタイルだ。もともとファンだったというＫさんとも、じっくりとコンセンサスを得ながらプロジェクトが始まった。ご家族で仕上げたシックな塗り壁は、その先に広がる幸せな生活空間のプロローグのように期待感を高めてくれる。

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「衣・食・住」のプロと、ご家族が完成させたオンリーワンの家

ブックカフェやダイニング、アパレルや音楽をはじめとするイベントの開催など、いまや住空間だけでなく暮らしのトータル提案ブランドといえるZUIUN。ファンになる入り口はそれぞれでも、独特のコンセプトやクオリティに惹かれてリピーターとなり、やがて家づくりを検討する際にも同社を選ぶというケースが多いのだろう。

以前からショップに通っていたというＫさんも、そんなお一人。フィーリングの合う施主ではあったが、イメージや好みの傾向をより深く共有するために、建築だけでなくお気に入りのお店やアーティストなど幅広い話題で盛り上がったとか。このようなプロセスがあって、最初の図面からスムーズに進められたのだろう。

「全体的にマットな質感にしたい」という要望から、特にＬＤＫを中心とした素材のセレクトがテーマになった。

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リビングの床にはタイル、造作家具は無垢材、そしてオンリーワンの住まいを完成させたのが、ご家族で仕上げた天井や壁の塗装。生涯の忘れられない思い出になり、またメンテナンスの際には、業者に頼ることなくＤＩＹで補修できるのも楽しみ。きっと数年後には、ファミリーイベントが再現されるのだろう。

暮らし始めたＫさんは、「家にいる時間が増えたことで家族の会話が増えました。好きなインテリア雑貨や草花を飾りたいですね」と、お話しているとか。

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そこは、まるで「衣・食・住」のテーマパーク

家づくりや家具・雑貨という「住空間」を提案してきた野々市本店。2016年には、ブックカフェやダイニング、アパレルや各種イベントなどを加えた「衣・食・住」のトータルなライフスタイル情報発信ショップとして金沢店をオープン。

家づくりをご検討の方は、気軽に訪れて一度その雰囲気を味わってみてもいいかも。

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野々市本店。所在地：石川県野々市市野代1-8

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金沢店。所在地：石川県金沢市泉本町4-17

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